普段(そして過去に)使用しているギターやエフェクターなど音楽機材やitem、サンプラーやソフトシンセなどのレビューを勝手な視点で紹介してこうと思ってます。
自分の音楽ジャンルはJazz/ Nu-Jazz/ Downtempo/ Contemporary Classical などなのでそっちの使用感に偏ってます。

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2012/09/14

Galaxy Vintage D ピアノ音源

SynthologyのIvory IIにするか、このGalaxy Vintage Dにするか散々悩んだ後、結局Galaxy Dを買った。Vintage Dは良さそげだが、以前4frontのTruePianosのレビューの時に書いた様にivoryのBoesendorfer 290のサンプルがたまんないのだ。

いや。でもけっきょく最終的にはにはあまり悩まなかった。価格が違いすぎるからだ。IvoryがUS350ドルで、Vintage Dは129ドル・・・。
まあ、Ivoryの方はSteinway、Boesendorfer 290、そしてヤマハと3種類のビアノ音源が収録されてはいるが。


どうもウェブサイトによるとこのGalaxy Vintage Dはクラシックというよりはポピュラー音楽(ジャズ?)に力を入れているようだ。「ジャズの歴史を見つめてきたBauer Studios「D-274」を丸ごと収録。」なんて謳い文句だ。私が大好きなキース・ジャレットの名前も書いてある。自分にピッタンコではないか。

ピアノ音源にUS350ドルも賭ける程ピアノ曲を書くわけでもないし。

という訳でVintage Dだ。これから購入を考えている方々に音源サンプルなんか載っけてみよう。

別にこの音源を使って特別に作成した訳でなく、例によってテキトーに持って来たサンプルだ。
今回は楽譜ソフト「フィナーレ(Finale 2011)」で再生し、録音するという暴挙に出てみた。

いや〜、フィナーレの再生機能も昔に比べたらかなりマシになったね。昔(といっても10年くらい前?)はフィナーレの再生機能なんてヒドすぎて使う気にもなれなかったし実際使わなかったけど。

このサンプル曲は2002年に私が作曲した「ピアノとフルートの為の音楽」の中の1楽章だ。

そうです。楽譜をDAWに起してMIDIエディットするのが面倒だったので、フィナーレでそのまま鳴らしちゃおうと考えた次第です。

ではピアノに'Galaxy Vintage D'、フルートはKontakt 5に付属のVSL Orchestraからのフルート・パッチの演奏を。
何しろフィナーレの楽譜データをそのまんま再生しているので、音楽性もヘッタクレも無く、かなり変なとこあります。ちゃんとペダルが反映されてない、とか、スフォルザンド(sfz)がバカでかいとか。再現できていないビアノ・テクニックなんかもあるし。

Galaxy D sample by Hiroshi Yamaoka ©Music for Flute and Piano Mvt.2 'River Runs' by Hiroshi Yamaoka

録音にはWaves IR-Lで軽くリバーブかけてます。

このVintage Dの良さは「リニアにピアノの音色を変えられる」というということですかね。このサンプルでは若干暗め、かつウォームな音色にしましたが、POP系のパリッとした音色にもできます。

さてと。ここからは楽しい比較の時間です。

次は同じ譜面をつかってKontakt 5 Factory LibraryのVSL Orchestraフォルダ内のGrand Concert Piano。フルートは先ほどと同じ。

Kontakt Grand Concert sample by Hiroshi Yamaoka ©Music for Flute and Piano Mvt.2 'River Runs' by Hiroshi Yamaoka  

Vintage Dに比べると、やはりシンセチックですね。

ところでフィナーレ内で操作する場合、このサンプルの方が非常に扱いやすかったです。音色1つ1つのリアリティは別にして、Galaxyの演奏よりも安定しているような気がします。

フィナーレで作曲する際のリファレンスとして聴くのなら大型サンプル・ライブラリーよりも小さめのサンプルを使ったパッチの方が良さそうです。

そして次は以前もポピュラー系音楽のサンプルを載せた事のある4 frontのTruePianos

TruePianos sample by Hiroshi Yamaoka ©Music for Flute and Piano Mvt.2 'River Runs' by Hiroshi Yamaoka    

これはこれで悪くないっすよね。

TruePianosはサンプルを再生する系のソフト・シンセではなくヴァーチャル・モデリングなので、かなりCPUハングリーのようで、フィナーレ上で操作するのに手こずりました。
ただこのTruePianosはVintage Dのようにリニアに音色を調整できません。パッチを選べるだけ。その辺のフレキシビリティさが大きな違いです。
よってこのTruePianoのサンプルでは明るめの音色を選んだため、Vintage Dよりこちらを好む人もいるかもしれませんね。( もちろんVintage Dで明るい音色にできます。)

最後に同じ譜面を実際に演奏家が演奏した音源を行ってみましょう。
Music for Flute and Piano Mvt.2 River Runs by Hiroshi Yamaoka ©Music for Flute and Piano Mvt.2 'River Runs' by Hiroshi Yamaoka 

そう!こういう曲なんです。MIDIとはぜんっぜん違うな。 やっぱミュージシャン・シップって重要だねぇ・・・・

MIDIの演奏では音(メロディ)が何であれひたすらセットしたテンポで突っ走りますけど、良い演奏家はフレージングを理解しつつ演奏するので、当然同じ譜面でも音楽性は高くまったく違います。

私のこの曲 'Music for Flute and Piano'(ピアノとフルートの為の音楽)全楽章はこちらのページで聴けますので興味があればどうぞ。



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